日本の一番北へ行く旅行、つまり新婚旅行

0〜1日目:http://d.hatena.ne.jp/karaimonokirai/20100701/1277995990
2〜3日目:http://d.hatena.ne.jp/karaimonokirai/20100704/1278229590
4日目:http://d.hatena.ne.jp/karaimonokirai/20100802/1280748208

6月8日 旅行5日目

養老牛温泉〜網走

旅館なので朝飯がある。せっかくなので食べにいったら、つきたてのお餅を食べんしゃいと渡される。バイキングだったのでちょろりと皿に草を放り込んで食べていたら、おばちゃんが来てお雑煮食べんしゃいと置いていく。またしばらくしたらおばちゃんが来て牛乳飲みんしゃいと置いていく。それからまたしばらくしたらおばちゃんが来てお汁粉食べんしゃいと言うので「無理」と言った。チェックアウト時に牧場から直送という牛乳を買って甥っこ2匹に送る。
帰り際に旅館のおっさんが「どこいくの?」って聞くから「網走やで」と言うと「ほんなら芝桜見ていきなされ」と言うので見に行くことにした。全然期待しないで言ったら意外とすごくてびっくりした。





たまたまシーズンだったみたいで、これ以外の時期は寂れた公園らしい。芝桜ソフトクリームを食す。




寄り道しつつ網走に向かってはしっていると、道の脇にかわいらしい馬とでかい鳥がいたのでまた寄り道。でかい鳥はエミューというオーストラリアの国鳥らしい。ダチョウの次にでかいとか。普通にボクらの身長ぐらいあるので怖かった。



妻は馬のほうに夢中で、こっちは馬にしては小さい種類のポニーで確かにかわいかった。



そんなこんなで網走監獄到着。人形がお出迎えしてくれるのだが、この人形が意外と凝っていておもしろい。たまに動き出すやつまでいる。寝所みたいなところに入ったときは妻が普通に怖がっていた。


こらこわい。



それにしても広い。広すぎて疲れたのでざーっと見て、一番の目的である監獄食を食べる。ガイドブックなんかでは「意外といけるよ」って書いてあったのだけれど、そのとおり。実際はここまでしっかり味付けしていたわけではないのだろうけれど、美味しかったです。



風呂場は背中にお絵かきされている人ばかりでした。



囚人のコスプレをして遊んだり



入所時の写真を撮ったりして遊ぶ。



楽しいところだった。



網走監獄のすぐ近くにあるオホーツク流氷館にも立ち寄る。本物の流氷が置いてある部屋で濡れタオルをぶん回したら凍るよってことでやってこました。


それ以外は何にも無くて、ほんとそれだけのところだった。流氷ソフトってのを妻が食べて、ボクは流氷ソーダだかっていうのを飲んだのだけれどなんのこっちゃわかんなかった。

網走はビジネスホテルに宿泊。晩飯はなんとなく居酒屋に入ってみる。観光客をアピールすれば何かと便利だということを覚えたボクは「わい、北海道のことしらんねん」などとウザ客を演じたところ、そこの店長さんがとんでもなく良い人でいろいろおすすめを出してくれた。てんぷらをてきとうにと注文すると。たらんぼとかのその辺でとってきた山菜を出してくれて、刺身もあおとばやほっき、サーモンあたりの網走産の魚介を見繕ってくれた。



そして、うまい。にしんがうまい。「ここ正解」と思った。店長さんが「明日紋別行くのなら」と観光地をネットで調べてプリントアウトして持ってきてくれたりして、北海道の人は全員良い人ですね。